NEWS Topics! 【韓国】 空気中の微細粒子から子供を守る。ソウル市内の保育園に空気清浄機を設置

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【韓国】 空気中の微細粒子から子供を守る。ソウル市内の保育園に空気清浄機を設置

ソウルの聯合ニュースは、2017年10月から、ソウル市内の全ての保育園に、空気中の微細粒子から子供たちを守るため、空気清浄機が設置されることになったと伝えています。ソウル市はこのため、9月中に予算総額11億2千万ウォンを各自治区に交付し、10月までに各保育園への設置を終える予定だと発表しました。

ソウル市がこのように空気清浄機の普及に積極的になったのは、微細粒子による深刻な大気汚染のためです。子供は成人に比べ微細粒子による健康上の被害が大きいにもかかわらず、ソウル市が市内の保育園6千2百50箇所を対象に調査をした結果、空気清浄機のある園は3千3百70箇所と、全体の56%に過ぎなかったとのことです。とくに春と秋にかけて微細粒子が多く浮遊する時期には、窓を開けて換気することもできず、さらに室内の空気汚染を促すという悪循環が生じていました。

今回発表された対策は、市内すべての国公立、法人、民間、家庭保育所を対象に空気清浄機を3台ずつ設置するという内容で、これは6月に発表された「ソウル市微細粒子10大対策」の一貫でもあるとのことです。

ソウル市は、空気清浄機が設置されていない保育園には、機械の管理費とリース料月額最大2万9百ウォンを支給し、すでに設置されている園でも設備管理費月額最大1万4千9百ウォンを支給するということです。ただし、会社附設の保育園は支給対象から除外されるとのことです。

市は今後、各自治体区と具体的な支給方法などに関する論議をまとめる予定だとのことです。

(出典)
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2017/09/01/0200000000AKR20170901148900004.HTML?input=1195m

(文)
橋本悟
専門分野:中国文学、比較文学、思想史
2014年〜2015年 シカゴ大学 Society of Fellows
2015年〜現在 メリーランド大学 Assistant Professor