第17回 Smart Wellness City 首長研究会、出席報告

2018年1月31日に開催されたSmart Wellness City首長研究会に理事長の橋本修が出席。

この研究会は、健幸(ウェルネス)をまちづくりの中核に位置づけ、
住民が健康で元気に幸せに暮らせる新しい都市モデル「Smart Wellness City」
の構築を目指す同志の首長が集まり、平成21年11月に発足されました。

第17回となる今回は「2025年までにSWCを全国に100自治体以上創るために」をテーマに、
2025年に訪れる超高齢化社会問題を解決するためのこれからのまちづくりと地方創生の
推進に向けた自治体の方向性について議論が交わされました。

 

橋本理事長からは、呼吸器疾患の中でも特に重篤な疾患のひとつであるCOPDの推定患者数は、
500万人を超えているにも関わらず、実際に診断され治療を受けている患者は1割程であり、
多くの潜在的患者が治療を受けず放置されている現状について説明。

COPDの予防・診断率向上の取組を進めることは、市民特に中年・高齢者の健康増進に寄与し、
医療費削減につながることから、COPDが自治体にとっても課題となる疾病であることを
自治体の首長や職員を中心とした出席者に訴えました。

また、松阪市のCOPD対策を例に挙げ、COPDの診断率向上のためには
生活に密着した産業や行政・自治体と一体になり、一般生活者に働きかける
仕組みが必要であると説明しました。

私たちクリーンエアは、Smart Wellness City首長研究会や加盟自治体のご協力のもと、
松阪市のCOPD対策のような産官学が一体となる活動が全国に広まり、COPDおよび
その他の呼吸器疾患の予防が進むことを期待します。