”緑と花と彫刻のまちづくり” 宇部市 訪問レポート
第二次世界大戦後の1950年代から1960年代、急速な経済発展を遂げた日本では、
工場からの排水やばい煙などによる深刻な公害が、各地で発生するようになりました。
四大公害病と呼ばれる、イタイイタイ病、水俣病、新潟水俣病、四日市ぜんそくも、この頃に発生した病気です。
同じ時代、公害被害を未然に食い止めることに成功していた自治体である山口県宇部市。
宇部市は「宇部方式」といわれる独自の公害対策に取り組み、公害対策先進都市として国際的に評価されています。
2018年6月29日 橋本理事長が宇部市を訪問。
まずは、”緑と花と彫刻のまちづくり”を進める宇部市のシンボルと言われる「ときわ公園」を視察。
公害克服から始まった世界で最も歴史のある「UBEビエンナーレ」の彫刻広場と
国内唯一の全園で生息環境展示をしている動物園や世界を旅する植物館を見学しました。
その後、宇部市役所を訪問。
久保田市長から宇部市が歩んできた公害対策の歴史や「文化とともに環境を考える」理念を伺い、今後の活動のヒントをいただきました。
久保田市長・宇部市役所職員の方々、貴重な機会をいただきありがとうございました。
左:久保田市長 右:橋本理事長