カラオケルーム・ビッグエコーの換気量調査を実施しました。

2020年12月5日一般社団法人クリーンエアは、カラオケボックス・ビックエコー浜松町駅前店の換気調査を実施し、カラオケボックスの「換気の状態」を科学的に検証しました。

【調査概要】
2020年12月5日、慶應義塾大学理工学部の奥田知明教授に依頼し、ビッグエコー浜松町駅前店の客室における換気状況の調査を実施。
具体的には、以下の二つの実験を行いました 。
①客室内に CO ₂を大量に発生させ、換気および空調設備を稼働させて CO ₂濃度の減衰を見ることで外気の取り入れ速度を調査するCO ₂濃度計測 。
②客室内にスモーク粒子を大量に発生させ、換気および空調設備を稼働させて、浮遊する粒子の濃度の減衰を見る粒子濃度計測。

【調査結果】
今回 の奥田知明教授の調査結果から、ビックエコー浜松町駅前店の客室は換気性能が高く、入室人数をコントロールすることで、厚生労働省が示す「換気が悪い空間」すなわち「密閉空間」に当たらない良好な換気状態を保てることがわかりました。
しかし、新型コロナウイルスの感染を防ぐためには「換気対策」に加えて 、複数の対策を組み合わせる必要があり、感染 リスクを低減した環境づくり、感染リスクのある行為の制限、そして何よりも自己の免疫機能を健全に保持すること が重要であるとクリーンエアは考えています。

今後、良好な換気に加え、飛沫感染、接触感染に配慮した対策を科学的な見地から検討することで「安全」な 場所 を提供していくことが期待されます。

本調査の詳細につきましては、下記の報告書、YouTube及び、ビックエコーの公式HPをご覧ください。

【JCAA】ビックエコー浜松町駅前店-換気状況調査報告書

ビックエコー公式HP:https://big-echo.jp/air_clean/